COLUMN住まいのコラム

長期優良住宅って?

イエタッタ編集部
2018.08.10

 

長期優良住宅とは、簡単いうと長期にわたり良好な状態で使用するための措置が構造、設備に行われている優良住宅を指します。

長く住むことができるいい住宅をつくり、解体などからの廃棄物の排出を抑制、国民の住宅建て替え費用を減らすことを目的とし「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成21年に制定されています。

長期優良住宅認定を受けるには、省エネルギー性、耐震性などの条件を満たす必要がありますが、税金や住宅ローン金利の優遇など受けることができます。

 

 

<認定条件>

耐震性

耐震等級2以上であること、免震建築物であることなど、大規模な地震発生時、建物の損傷を抑え継続的に利用できるようにするため改修工事を容易にすることを考慮されたものとされています。

 

省エネルギー性

断熱性能等の省エネルギー性能が確保されており、性能評価、省エネルギー対策等級4相当であること。

 

・維持管理、更新の容易性

内装、設備に関して、維持管理しやすさが考慮されており、清掃や補修、点検などができるだけ容易に行えること。

 

・劣化対策

劣化対策等級3相当であり、構造躯体が数世代にわたり使用することができること

 

・住戸面積

良好な居住水準のために必要な規模が有すること。(2人世帯、一戸建ての場合,75㎡以上とされています)

 

・維持保全管理

将来を見据え、構造耐久力上の主要部位の定期的な点検が必要であり、点検時期、補修等に関する計画を策定されていること

 

・居住環境

良好な景観の形成、その地域の居住環境の維持向上が配慮されていること。

また、基準は所管行政庁によって異なっています

 

・可変性

ライフスタイルに合わせ間取りを変えることが容易にできるかというものであり、これはマンションのみの適用です

 

・バリアフリー性

高齢者等が使用しやすいように、将来バリアフリー改修ができるよう考慮されていること

 

今回は長期優良住宅にするにはどんな条件を満たせばいいのかお伝えしました。この次はメリットをお伝えいたします。

 

 

 

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