COLUMN住まいのコラム

キッチンプランは最初に考えるのがベスト!VOL.2

イエタッタ編集部
2018.12.14

いいとこどりのカスタムキッチン

デザイン性を重視した各社のオリジナルシリーズがあり、それをベースにしたアレンジの自由度が高いキッチン。多くのハウスメーカーで対応できます。そのうえ、建築家が建てる個性的な住宅のような床壁天井との相性もよい、家具的な商品がそろっています。

事前に仕上がりを確かめつつ、希望にあわせて特注部分も組み合わせられるなど、量産とオーダーのいいところを取り入れられる点がカスタムキッチンの最大の魅力です。

全くオリジナルな個性的なフルオーダーを希望する場合は、後述のオーダーキッチンがオススメです。

 

個性が出せるオーダーキッチン

オーダーキッチンはその名の通り「一から注文してつくる」キッチン。天板をタイルにしたい。業務用風にステンレスでシンプルにつくりたい。テーブルとリビングボードとベンチまで一緒にそろえたいなど…。

オーダーならマテリアルの組み合わせを始めとして、自分の要望に沿ったプランを担当者が考えてくれます。なので、カタログも決まったシリーズもありません。一方で頼む方もキッチンに何を求めるのか、あらかじめ家族の中ではっきりさせておく必要があります。

たとえば新築やリフォームでも敷地の形状や梁、柱などの悪条件を避け、無駄なスペースがないキッチンをつくることができます。また、キッチンの考え方も自由で、キッチンが他の部屋との間仕切りになるようなプランがあったり、変形の間取りの中で意外なところに収納をつくったり…担当者と話し合う中で、意外なアイディアが飛び出してくることも。「どんなキッチンを、どう使いたいのか」という要望を自分の中で整理しておき、プランナーにうまく伝えましょう。そしてオーダーキッチンにはカントリー風やモダン、ステンレスを使ったシャープなデザインなど、スタイルや特長があり、会社により得意分野がそれぞれ違いますので、まずは色々な会社を調べてみましょう。決まった商品はないので、実例写真を見せてもらったり、イメージを伝える資料を持参して相談しましょう。

 

憧れの輸入キッチン

日本で買える輸入キッチンはイタリア、ドイツのメーカーが大半です。扉の美しさやテーブルスタイルなど家具的なプランニング力が特徴です。特に扉のデザインや色はヨーロッパのセンスが存分に活かされ、ニュアンスのある色調やモダンな木目づかいができるなど、インテリアとの調和を一番に考えられています。

ガスコンロや食器洗い機などは国産メーカーのものをセレクトして入れることができ、使い勝手は日本の良さ、デザインは海外の気に入ったものを取り入れる…という組み合わせのバランスもとれます。注意する点は納期です。プランから納品まで3~4ヶ月は見たいところ。早めの段階でキッチンを決定したいものです。

記事一覧に戻る