能登地震から2カ月
3月1日に輪島市役所に打合せに行って来ました。
震災地までの幹線道路は少しづつ良くなりましたので能登方面に行くのも随分良くなりました。
道路は良くなりましたが・・・被害は当時のままです。(涙。。)
倒壊した建物が道路にはみ出していたのは片付けされていましたが後は地震時のままです。
輪島市役所の駐車場も玄関も地震当初のままです。
建物は無事なので何とか行政サービスを行っています。
輪島で家の補修の相談が有りましたので、輪島市役所担当課で打合せです。
地震復興工事の打合せを行いました。
これまでも補助金と地震復興の特別補助金の内容と状況を伺いました。
事前に石川県庁担当課でも打ち合わせ行って輪島市役所の打ち合わせに臨みます。
石川県庁も輪島市役所もてんてこ舞い状態です。
忙しいのにきちんと対応してくれた職員さんに感謝です。
依頼者の復興に向けて確実に進めて行きますのでもう少しお待ちください。
輪島市役所で打合せを終えた後、足を延ばして珠洲迄行って来ました。
珠洲で行っているシャワー入浴ボランティアを見に行って来ました。
赤い大きな電源トラック車が配置されましたので温水シャワーと洗濯が出来るようになります。
電源車は・・・でっかいです(笑)
サイドパネルにも太陽光発電パネルが有りますので日中も発電をしています。
発電と蓄電池が搭載された大型トラックです。
テントも張られて着々と準備が出来ています。
テントの中に洗濯機が置かれてますので雨の日も洗濯が出来ます。
まだ配管や設置が完了していませんが3日に設置作業の予定です。
4日月曜日から使える予定です。
洗濯やシャワーに使う水を貯めているプールも有ります。
プールに水をせっせと運搬して準備をしています。
当日も温水シャワーを浴びに地元の人が次々と来られています。
近くに温水シャワーと洗濯機が有ると便利ですね。
温水シャワーを浴びてスッキリと綺麗になりました。
薄いテントなんですがとても温まって快適だそうです。
単独で気兼ねなく温水シャワーを浴びられるので良いと言っています(ニッコリ)
眉毛が無いので顔を写さないでと言われたので・・・下向きでパシャリ(笑)
温水シャワーの前にテントを建てたので雨の日でも安心ですね
今後はドライヤーも設置しますので髪を乾かす事も出来ます。
珠洲地区でもお風呂に何か所か入る事が出来ますが、まだ数が少ないのでお風呂に行っても1時間以上待たないと風呂に入る事が出来ないそうです。
何もするのも大変です。
簡単な設備ですが近くに有ると便利ですね。
上下水道の復旧もまだまだ時間が掛かりそうです。
早く普段の生活に戻れるようになると良いですね。
多くの倒壊した家や傾いた家を見ると家族が安心して住める家の大切さがひしひしと感じます。
家を建てる人は、大きなリビングが欲しいとか構造的に無理の有るプランでもそれが良いとか重要性をあまり感じなくて要望をされるかも知れませんが、家族が安心して住める家が良い家ですね。
家の被害が無いと耐震等級の重要性を説明しても他人事のように聞いていますがいざ被害が起きるととても困ります。
光熱費が上がって来ると家の断熱等級も重要になって来ます。
耐震等級も断熱等級も外から見ても分かりません。
外見で家の良し悪しの判断をしがちですが本当に大切なのは見えない所に有ります。
被害を見ると見えない所の重要性を再認識しますね。
家族の安心と財産を守る設計木花家です。
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です。