湿度のはなし Part1
こんにちは、隅です。
私は基本的に建築の勉強になる本は購入して手元に置いているのですが
現在では購入できないような本もあり、しかし図書館に置いてあるということで
先日記憶している中では初めての県立図書館にいってきました
よく前を通ってはいたのですが、正直場所が曖昧でした
周りには市役所や21世紀美術館がある中ひっそりとたたずんでいる図書館
図書館としての風格も垣間見られながらアイアンの装飾性が施されていたり心落ち着く
図書館独特の時間を忘れさせてくれる心地よい空気間
本屋さんも好きですが、図書館も好きです
さて、今回は湿度のはなし
湿度はどれくらいに保つのがよいのでしょうか?
引用:健康に暮らすための住まいと住まい方エビデンス集
図を見てもわかるようにダニが60%を超えると繁殖したり、ウイルスに感染しやすいのが40%以下であったり40%~60%の範囲がが良いとされています
ここで書かれている湿度というのは一般的によく目にする相対湿度
実は湿度には相対湿度と絶対湿度というものがあります
この絶対湿度というものがけっこう重要だったり
例えば20℃なら20℃でその空気中に含むことができる最大の水分量があり、30℃になればまた含むことができる水分量は変化するように温度によって変化します
その温度の含むことができる最大の水分量に対して
空気中にはどれだけ水分があるのかの割合が相対湿度(%表示)
そして、空気中の実際の水分量が絶対湿度(g/kg or g/㎥)と呼ばれます
引用:気象庁HP
上の画像は金沢市のある期間でのそれぞれの平均ですが
1月と8月がほぼ同じ相対湿度となっている点からも実際の水分量(絶対湿度)が違うんだ
ということがよくわかりますね
ちなみに1月の平均気温3.8℃で相対湿度が75%の場合→絶対湿度は3.7g/kg
これを換気により室内に取込み、そのまま20℃まで温めたとしたら相対湿度は25%
これには人間などから発生する水分量が入っていないのですが簡単に計算するこの結果
長くなるので絶対湿度の重要性はこの次に...