外見も中身も大事①
こんにちは、隅です。
久しぶりの更新となってしまいました...
最低でも1週間に一度は更新をしようと思っているのですがなんだかバタバタしているうちにすぐに時間が経ってしまう。
もっと一日一日を大切にしなくてはいけませんね。
さて、今回は外見も中身も大事ということで、容姿や性格の話...ではなく壁の断熱材の話
弊社では壁の断熱にグラスウールを使用させていただくことが多いのですがグラスウールというとネットではデメリットが良く目につきます。
その中でも施工精度が一番問題となる点。それを簡単に見てみましょう。
壁の断熱材を入れるタイミングというのは柱などの構造が立ち上がり、室外側に構造用面材という構造の材料や透湿防水シートという防水紙を張ってから右のように断熱材(ピンク色の部分)を柱と柱の間に入れていきます。
ここで分かる通り断熱材を入れると見えるのは断熱材の表面(外見)しか見えなくなります。
それでは私の作った小さな壁に実際に断熱材を入れて、後ろ側(中身)がどうなっているのか見てみましょう。
まずは袋入りにグラスウールから
外見を見ても特に問題があるようには見えませんね...
後ろを見てみましょう
本来は内側の木材の面が見えていてはいけないのに見えているので断熱が欠損しています
この状態を図に描いてみますと
右側のような状態になっているということになります。
角の部分の断熱材が欠損していることが分かります。
このようなことからも袋入りのグラスウールの施工は気密・防湿の点からも断熱の点からも施工が難しい
弊社では基本的に袋に入っていない裸のグラスウールを使用していますがその場合の中身は大丈夫なのでしょうか?
次回に続く