東京と小松 同じ断熱性能であたたかさは一緒?!
あたたかいお家に住みたいな。
「日本中どこでも同じ断熱性能で同じあたたかさになるの?」
と、思っている方もいるはず。
残念ながら、同じ断熱性能で同じあたたかさにはなりません。
地域によってあたたかい地域もあれば、寒い地域もありますね。
その土地に合った断熱性能は、地域区分によってわかります。
地域区分で見ると、東京と小松は同じ地域区分になります。
え?
と思われた方、大正解です(^^)
小松は、冬は雪が降り、日照時間は東京の3分の1、氷点下の日もあります。
また、年中通して湿度が高いのも特徴です。
このような環境の違いがあるのに、本当に東京と同じ断熱性能で大丈夫なのか。
答えはNOです。
というのも、東京の断熱性能より小松の断熱性能が高くないと、同じあたたかさにならないことが
地域補正というもので分かるようになりました。
東京はUA値0.46に対し、小松はUA値0.39の断熱性能で同じあたたかさを得ることが出来ます。
ちなみに、地域区分だけで求めたUA値0.46を地域補正の計算でお家の違いを調べてみました。
【あたたかさ】
東京よりヒヤッとする空間がお家の10%増える。
【電気代】
東京より12%電気使用量が上がります。再エネ賦課金、燃料調整費にもかかってくるので、電気代としては12%をはるかに超えてくるでしょう。
こうしてみると、地域区分で断熱性能の数値を決めるか、地域補正で決めるか。
答えが出てくると思います。
暖房費や冷房費を我慢せず、快適に過ごすためにも、お家の性能を知ることは大切になってきますね(^^♪