春と花粉と窓の話
すっかり春めいてきましたね。
この時期になると現れるメジロという鳥も、兼六園の梅園に現れ始めました。
緑色だからウグイスと間違えられがちですが、目の回りが白いのでメジロです。
ブログを投稿している私、実は趣味が写真なのでちょっとずつ写真出していくかもしれません。
さて、春になると心配なのが花粉です。
現在花粉症は4人に1人という高い割合でいるらしく、つらい時期になってきました。
花粉症の時期は外に出るのがつらく、もちろん家の窓なんかも開けられません。
以前、窓メーカーの人と窓って年間どれぐらい開けられるのか話したことがあります。
春:スギやヒノキ等の花粉症で開けれない
夏:梅雨と暑さで開けれない
秋:ブタクサ等の花粉症で開けれない
冬:寒さと天候不良で開けられない
そう、一年中窓が開けられないかもしれないんです。
また、共働きの家庭が多く週に5日間、昼間は防犯上の観点で窓を開けることはありません。
家づくりを考える時に、ここの窓を開けて風を通して...なんて考えるんですが、実際あまり開けられないんです。
では窓を考える際、どのような所を気にすればよいかと言うと「採光」と「窓から見える風景」です。
「採光」は、昼間に電気を点けなくても明るい住まいにしたり、冬場日光が入ることで熱を取得でき省エネになるので、とても大事です。
こんな風に冬に直射日光が入ってくれると、床がポカポカと温まって子供達がゴロゴロと寝転がってしまうぐらい心地よいものになります。
ただし、夏場の直射日光は冷房効果を妨げるものになるので、カーテンやスダレ等でコントロールが必要です。
「窓から見える風景」は、気持ちの面での心地よさに関係します。
いい風景が見える住まいって例えばこんな感じです。
青々とした農地が広がっていて開放感抜群で、窓から見える光景から四季を感じられます。
家づくりをする際、窓のことについて少し考えてみてはいかがでしょうか。