家づくりをする時に読んでほしい2冊
家づくりをするにあたって、是非読んでほしい2冊の本があります。
■X-khowledge 「間取りの方程式」
■日経ホームビルダー 「ホントは安いエコハウス」
「間取りの方程式」は、何回も打合せして考える間取りについて、定番の方法論があることを説明しています。
これは住みやすそうだなーとかかっこいいなーと思う間取りは、だいたいこの定番を抑えています。
住宅の仕事を始めたばかりの新入社員にも読んでもらいたい一冊です。
スケッチや間取り図が多いので、非常に読みやすいです。
「ホントは安いエコハウス」は、断熱性能と光熱費と快適性について説明してあります。
実は先進国の中では断熱に関するルール作りが遅れている日本ですが、そこでもさらに遅れているのは北陸なんです。
独自見解ですが、高温多湿で冬は寒くて結露しやすい難しい環境下や、性能よりも家の大きさや見た目に気持ちが向かいがちな県民性が影響していると思います。
断熱を怠れば健康リスクが高まってヒートショックで倒れてしまうかもしれないし、部屋を快適に保つにはエアコンを強運転して高い電気代を払い続けなければなりません。
せっかく工事費を抑えたのに、光熱費で高い維持費を払っていては元も子もないです。
そんなことが起こらないために、お客様自身でも最低限断熱に関する勉強が必要かと思います。
この本はカラーで、図も表も多くてとてもわかりやすいです。
ご購入や本屋さんの建築専門コーナー(金沢ビーンズだと2階)や、Amazonで購入できます。