内見会を上手く見る方法
今週末、予約制で新築の完成内見会を開催します。
どんな住まいなのかは、イベントページをご確認お願いします。
内見会ってなんだかワクワクしますよね?
でもそんな高揚感だけで見てしまうと、数日経ったら意外と思い出せないなんてこともあると思います。
せっかく実際の住まいについて情報をインプットする機会なので、目的意識をしっかり持って訪問することをおすすめします。
どのような目的意識かというと、現地でしか知ることができない情報に着目することです。
近年、SNSやHPで住宅会社のつくる住まいの全体イメージを知ることは容易になりました。
では逆にSNSやHPでは分からない情報を、内見会で確認したらいいと思います。
SNSやHPで分からないことは主に2つあります。
1.広さの感覚、材料の質感
2.住宅会社の対応力、人柄
一つ目は広さや材料の質感といった五感に訴えるイメージです。
写真で雰囲気は伝わりますが、広さだったり仕上げ材の質感は現場だからこそ分かるものです。
また建築の専門家内ではシークエンスという言葉で説明されることが多いのですが、空間の連続性や動きの中での見え方や感じ方は写真では分かりません。
実生活は部屋の中を歩いたり、立ったり座ったりと視点がどんどん変わっていくので、その中でどう感じるのか体感できるのが内見会です。
間取りを見ているとLDKが〇帖と数字で広さを計ってしまいますが、体感的な広さと面積はイコールではありません。
吹抜けや大きな窓がある住まいは、是非その辺りの見え方に注目して見ていただきたいと思います。
二つ目は社員の顔です。
住宅はお客様というプロジェクトリーダーが、どの仲間と家をつくるかという共同作業です。
そのため人と人との相性の問題は必ず出てくると思います。
失敗する家づくりは、人と人とのコミュニケーション不足や相性の悪さが原因にもなります。
SNSやHPでスタッフ紹介をしている場合もありますが、実際に話してみないと分かりませんよね。
話をするために、どんな些細なことでも良いので内見会を案内してくれる社員に質問してみましょう。
社員はお客様と話すのが内見会での仕事なので、住まいの魅力や会社の特徴等の話のネタはいくつか準備してその日を迎えています。
準備されたネタでは人柄や対応力は計れないので、そこを見るためにはお客様からの質問が大切です。
このように書くと週末の内見会で何を聞かれるのかドキドキしちゃいますね。
以上のことから、内見会を見るにあたってSNSやHPで分かることと、内見会でしか分からないことを整理してから訪問し、訪問した際は是非社員に質問をしてみましょう。
複数の内見会に行く場合は、毎回同じ質問をしてみるのも住宅会社を同じ物差しで計る方法の一つかもしれませんね。
今週末の内見会まだ空きがありますので、見学ご希望の方はご予約の連絡お待ちしております。