Uターンについて考える
家づくりのことを考えると、どこに住むか改めて考えると思います。
家づくりは多くのお金が必要で、そのための住宅ローンを借りるには、勤務年数が返済能力の一つの指標となっているため、現在の勤務先の通勤圏で探すことが多いと思います。
しかし家づくりを考えるタイミングだからこそ、今一度自分が住む町を選ぶ機会ではないでしょうか。
今朝、SNSのシェアで素敵なwebサイトが流れてきました。
能登町のUターン移住を促すwebサイトで、住民や実際の移住経験者のインタビューが紹介されています。
私はかほく市出身ですが、現在仕事や家族の関係で金沢市に暮らしています。
しかし思い返せば、大学時代に県外からわざわざ地元に帰ってお祭りに参加し、親にはそこまでする必要が無いと言われても黙って帰ってくるほど地元に愛着がありました。
その頃は自身でも理由はわかりませんでしたが、今となっては理由が少し分かってきた気がします。
何もないことに価値があるし、自分が生まれ育ったルーツや歴史があることで、誰かがおかえりと迎えてくれる温かさがあるだと思います。
そんな気持ちをこのサイトを読んで、改めて思い起こさてくれました。
家づくりの仕事に携わっていて、敷地内に納まる快適で最高の住まいを提供することはできます。
しかし一歩敷地の外に出た環境は、残念ながら住宅会社にはデザインできません。
本当の快適な住まいとは、敷地の内外の相乗効果だ生まれるものだと思います。
いい町に、いい住まいを構えてこそ、最高の暮らしが成り立つはずです。
私たち住宅会社はいい住まいを提供することをしながら、いい町についても考えて、協力していかなければならないかもしれません。
まずは情報提供からしかできないかもしれません。
または相談にのることもできるかもしれません。
住まいってなんだろう、暮らしってなんだろうと改めて考える良い機会になりました。
ちなみに田舎で仕事も少ないと思われてる能登ですが、このサイトによると働く場所もある色々あるし、時代に合わせて働き方改革も行われて働きやすい職場もあるみたいです。
イメージで語るのではなく、調べて知ることは大切ですね。
最近読んでいるファクトフルネスという全世界でベストセラーになった本にも書いてあったな。
とりとめのないブログになってしまいましたが、一度能登町の移住者サイトをご覧ください。